「セレン」の効果・効能・副作用

セレン

セレンは、体内では作りだすことのできない必須ミネラルに分類されます。役割としては、抗酸化反応に関係しているタンパク質や酵素の構成成分となり、抗酸化物質を分解してくれます。

ビタミンEと類似した作用を有しており、抗酸化作用を有しています。

効果・効能

  • 老化防止
  • がんの予防
  • 精子数の増加

セレンは、グルタチオンペルオキシダーゼと呼ばれる酵素の構成成分となっており、この酵素は非常に強い抗酸化作用を有しており、その強さはビタミンEのおよそ60倍といわれています。

この作用によって老化を防止してくれる働きを示します。また、免疫能力の高めてくれるので、そのことによってがんの発生を抑制するという効果があるとされています。

特に、肺がん、前立腺がんの発生、転移を防止する効果が高いことがわかっています。

また、セレンは生殖と発育に必要な成分であり、精巣の発達を促進して精子の運動性を高める作用を有しています。セレンを摂取することで、精子の量が増えたり、運動性が活発になったりすることがわかっています。

副作用

日本では副作用の報告はありませんが、アメリカではそのような報告がされているため、注意が必要です。セレンを過剰摂取することによって、脱毛、下痢、胃腸障害、腎不全などたくさんの副作用が生じる可能性があります。また、催奇形性があるため妊娠中の方は注意が必要です。

セレンは、他のミネラルと比較して毒性が強いことがわかっています。また、1日に必要な量と副作用が出てしまう量との差が小さいために、健康食品やサプリメントで摂取する場合には、過剰に摂取することがないように必ず適正量を守りましょう。

よく含まれている代表的な食材

セレンは、いわし、マグロ、エビ、ホタテ、牡蠣、イカ、牛肉、牛乳、ネギ、ニンニクに多く含まれています。魚介類に比較的多く含まれています。

日本では、魚を食べる習慣があるので不足しにくい栄養成分といえるでしょう。

製法

銅など金属から銅電解スライムというものを用いてセレンを分離させて回収する製法がとられています。

価格・希少性

セレンは通常の食事から不足することなく摂取することが可能であるため低価格で摂取することができます。また、不足した場合にも健康食品が多く販売されているため、希少性の高いものとはいえません。