「オルニチン」の効果・効能・副作用

オルニチン

オルニチンが多く含まれている食品としてしじみがとても有名ですが、しじみは日本人が縄文時代から食してきた食材です。江戸時代になるとお酒を飲みすぎた翌日の二日酔いに対して非常に効果的であることがわかってきました。

効果・効能

  • 二日酔いの改善
  • 肝臓の保護
  • アンモニアの解毒
  • 成長ホルモンの分泌促進
  • 美肌効果

オルニチンは肝臓で行われるオルニチンサイクル(尿素回路)と呼ばれるアンモニアの代謝回路で重要な役割を果たします。アンモニアはアミノ酸やタンパク質の代謝や激しい運動によって発生する人体にとって有害な成分です。

体内のアンモニアの濃度が上がってしまうと、脳障害などの症状が現われます。そのため、肝細胞内にあるオルニチンサイクル(尿素回路)で有害であるアンモニアとオルニチンを反応させ、無害の尿素へと分解して体外に排出する必要があります。

オルニチンがアンモニアに対する解毒作用を助けることにより、今まで解毒にあてられていた肝臓の働きを他の有害成分の解毒や代謝に回すことができます。

その結果、アルコールの分解が早まり二日酔いの症状を軽くしたり代謝によるエネルギー生産を効率化したりすることにより疲労回復の作用を高める効果に期待ができます。

また、オルニチンは、脳下垂体に作用して成長ホルモンの分泌を促進する作用があるため、新陳代謝を促す働きがあります。

この働きにより細胞の生まれ変わりを活発にするので、骨の形成や筋肉の増強にも大きく関わっていきます。

オルニチンによって成長ホルモンが分泌されることによって、美肌、体脂肪の代謝促進などの作用も期待できます。

成長ホルモンは成長期の子供にとって重要であるとされていますが、老若男女問わず人間には必要不可欠なホルモンです。

副作用

オルニチンによる副作用は特に報告されていませんが、過剰摂取には気をつけて飲用するようにしましょう。

よく含まれている代表的な食材

オルニチンというと、しじみのイメージが強いと思いますが、純粋にオルニチンだけを摂取するという目的でしたらきのこ類を摂取することをおすすめします。ブナシメジ、ブナピー、しめじにはオルニチンが多く含まれています。

製法

サプリメントとしてのオルニチンは糖蜜を原料として微生物により分解されることにより工業的に生産されています。

価格・希少性

オルニチンは様々な食品に含まれています。また、低価格な健康食品やサプリメントも数多く販売されているため容易に入手することができます。