百歳山参
百歳山参は、朝鮮半島の山地で自然に生息している植物です。滋養強壮の効果があり精力剤に含まれている高麗人参の一種ではありますが、その効果は高麗人参の6倍とも言われています。
高麗人参は人工で栽培されているのに対して、百歳山参は自然栽培されていることが特徴です。
効果・効能
- 滋養強壮
- 勃起力の向上
- 血行促進
- アンチエイジング効果
百歳山参には、ジンセノシドというサポニンの一種が含まれており、これが主な効果をもたらしています。ジンセノシドには、血中の中性脂肪を下げたり、コレステロール値を減少させたり、血液が固まるのを抑えて血液サラサラな状態にする働きがあることがわかっています。
ジンセノシドだけでなく、ミネラル、ビタミン、アミノ酸が豊富に含まれているために滋養強壮効果を持っています。両者の働きによって、血流量が良くなり全身に栄養素や酸素が行き渡るようになりペニスへの血流量が増加すると、勃起力が向上します。
勃起不全患者を対象にした実験では、百歳山参を摂取することによって精子の量の増加、勃起状態の持続力向上など勃起に関して全体的な能力の向上があったとされています。
また、百歳山参には抗酸化作用があることがわかっています。抗酸化作用によって体をサビから守ることができます。そのため、アンチエイジング効果にも期待ができます。
副作用
高麗人参では、多数の副作用の報告がされていますが、百歳山参は副作用の心配がないとされています。しかし、過剰に摂取することにより体調不良の可能性もあるために、適正量の摂取を心がける必要があります。
よく含まれている代表的な食材
百歳山参を含んだ食材はないために、食事からではなく健康食品として摂取する必要があります。
製法
天然の百歳山参を採取して、乾燥させて健康食品として製品化するといった製法がとられています。
価格・希少性
百歳山参は非常に高価であることが有名です。百歳山参の中でも100以上生きている最上級のものは1kg当たり1億円以上ともいわれています。効果が期待できる反面、非常に希少性が高いものといえます。
しかし、最近では養殖で栽培されている百歳山参が価格を抑えて販売されています。天然の百歳山参と比較しても、有効成分であるサポニンの含有量が変わらないために効果もそれなりに期待ができます。