カツアーバ
カツアーバは、南米アマゾン川流域に生息しているハーブの一種です。
ブラジルやペルーなどの南米では昔からメディカルハーブとして用いられてきましたが、最近では、イギリスやアメリカなどの先進国でもメディカルハーブとして医療現場で用いられています。
効果・効能
- 勃起不全の改善
- 催淫効果
- 記憶能力の向上
- 勃起力の向上
カツアーバには、カツビアンという成分が含まれており、この成分の働きによって主な作用をもたらしています。
カツビアンにはカツビアンA、B、Cと呼ばれる3種類のアルカロイドグループが中枢神経を刺激することによって勃起を促します。
これによってムラムラとした気分にさせたり、性機能の向上効果が期待でき、さらに血流を良くする効果もあるので、神経・精神的、肉体的の両面からアプローチするので精力剤としては最適といえるでしょう。
男性に対しての作用だけでなく、女性に対してもムラムラとした気分にさせて感度が良くなるといった効果に期待ができます。
臨床面では、1992年にマウスを用いた動物実験で、大腸菌や溶連菌に対して抗菌作用を有していることが報告されました。
また、一部の成分に抗HIV(エイズウイルス)作用を有することが報告されています。
抗HIV作用は、細胞へエイズウイルスが付着するのを抑制することによってその効果を示すと報告されています。
副作用
カツアーバは、その成分の中に非麻薬性コカインという物質が入っていますが副作用は認められていません。また、中毒性も認められていません。
副作用は認められていませんが、中枢神経を刺激する効果は認められているので神経系に作用する薬などを服用されている場合などは医師や薬剤師にご相談ください。
よく含まれている代表的な食材
カツアーバは含んだ食材はないため、健康食品やサプリメントで摂取する必要があります。
製法
センダン科のハーブであるカツアーバを加工して有効成分を抽出して、健康食品やサプリメントとして作られています。
価格・希少性
カツアーバは他の精力増強成分と同時に配合されることも多く、比較的安価で手に入れることができるサプリメントや精力剤として販売されています。
カツアーバを主成分とした商品も販売されており、こちらもそれほど高価なものではなく、希少性が高いとはいえません。